職人に憧れる日々。

メカニックから話を聞くと色々考えさせられる。一流のメカニックは経験値だけでは無く発想の転換も必要になる。アッセンブーリー交換が基本になりつつある昨今のクルマ。私は魅力を感じることが出来ない。手を入れ育てる事が出来るクルマに魅力を感じる。そうクルマも熟成できると私は確信している。新車時が完成されたクルマとは限らない。時間と人間の手が入ることで愛着と信頼が増すのだ。パーツとしての新品エンジンがあれば一度バラして組み上げる、理想論かもしれないがそんな仕事をするメカニックに興味を持つ。

デスビはちょっと旧いクルマには付き物。クラシックレンジやディスカバリー初期ものに使われている。デスビをバラして調整する?そんなメカニックが存在する。新品デスビに何も疑問を持たず取り付ける。調整済みと思い込んでいる事に問題があるのだ。メカニックとは疑いの繰り返し。原因追及には追いかけるしか方法は無い。ココは大丈夫だと思ってしまうことが危険な行為となる。全てを確認し疑問を確信に出来るメカニックこそ一流と呼べるのだ。ちょっと旧いランドローバーを維持するには信頼できるメカニックが必要となる。ご自身で整備できればそれは楽しい趣味となる。いずれにしてもクルマに整備は付き物。私は洗車でクルマに愛情を注ぐそんなレベル。鈑金・塗装・整備と興味が深まってきた昨今である。作業場が欲しいな、方向が変わってきた私なのだ。