私は免許返納まで旧ランドローバーの現状を追い掛けるな。

おはようございます。新横浜駅から新幹線に乗車。2年前は車両に私一人。あれから月日は経ち人の移動は普通になった。ただ皆屋外でもマスクを付けている。屋外ではマスクを付ける是非を政府はもっと明確にすべきだ。日本人の国民性を考えると積極的にマスクを外すとは考え難い。人が居る電車内とか建物内はマスクの義務化は理解する。そんな事を考えながら豊橋駅から旭モータースまで歩く。日増しにリュックのカメラ機材の重さが身に応える。残り2回かと思うとリュックの重さも思い出となる。旭モータースに到着し撮影出来るクルマを聞くと無い。業者オークションでクルマを仕入れるのは今は不可能。理由は何度も書いたが高いから。相変わらず旧ディフェンダー中古車価格は高騰を維持している。聞いた事が無い販売店が旧ディフェンダー販売に参入し、納車整備をせずに右から左に販売をしている。買う消費者は初めての旧ディフェンダーなので、何が正しく何が間違いなのか理解を出来ない。よって購入した中古旧ディフェンダーをランドローバー専門店に持ち込み、経年劣化したパーツ交換の多さを知り愕然とするのだ。ランドローバー専門店は看板を背負っているので販売車の利益率は低い。経年劣化したパーツを交換するのが専門店のプライドだ。ただの販売店は仕入れ価格に利益をプラスして現状販売。何度も何度も書いた。日本の旧ディフェンダーマーケットの狂乱から私は退避すると決めた。新ディフェンダー中古車マーケットも狂っている。何でこんなに新古車が売られているのか。長年ランドローバービジネスを観察していると理解する。また掟破りの事を行なっているな。私の実家の伊達市は人口約3万人。私が知る限りは新ディフェンダーが3台個人宅敷地に置いて有る。と言う事は3台以上生息しているのか。これは異常な出来事なのだ。そんなに素敵なクルマですか新ディフェンダーが。

旧ディフェンダーフレームが最もサビが発生する箇所。そこがフレーム交換されていた。サビと付き合うなと何度も書いた。一度サビが発生すると付き合いにゴールは無い。如何にサビと付き合わないか。日々の維持管理に細心の注意が求められるのだ。この様な整備を普通に行う旭モータースは、販売車両が無くても本来の整備業務で今も目一杯だった。

サビが凄くて取り外したフレームを観察した。

部分修正を逸脱している状態に唖然としてしまう。頭にはクラシックのフレームが浮かぶのだ。私は定期的に寝板に乗り洞爺湖工場職人とフレームのサビをチェックする。近々に自分専用の寝板を買うと決めている。定期的にクルマのサビチェックは所有者の義務と私は考える。

脅かしでは無い警鐘なのだ。クルマの厚塗り化粧は必要無い。地肌の維持管理に努める姿勢が必要不可欠なのだ。

外観が綺麗で内装も綺麗でフレームがサビだらけのクルマを貴方は運転しますか。まずは機関周りの整備を徹底的に行い、サビを受け付けないクルマを目指し、そして外観や内装を順番に仕上げたい。これはそれぞれの価値観なので何が正解とは言いません。ただ私は使えるモノは直して使い続ける事を良しと考えるタイプ。旭モータースに定期的に通い、旧ランドローバーの生の姿を目に焼き付けて身を引き締める。多分LRL誌を終えても不定期で旭モータースに行き、旧ランドローバーの現状を追い掛けるだろうなと考えているのです。