履き込んだスリッパは蘇るか。

おはようございます。最近は毎日は使用し無いが思い出して履くスリッパが有る。20年位前にノーザンプトンのチャーチ本社で購入した革のスリッパ。破れては無いが手入れ不足でクタクタ状態なのだ。ある時期は毎日履いていた。度々英国に通っていた時期は飛行機の中で使用した。足が疲れた時は新幹線の移動中でも履く。私と行動を共にしたスリッパなのだ。私は普段から大きなリュックを背負う。リュックの中には不思議なモノが満載。このスリッパも地方遠征の際は行動を共にする。

使用感が有るスリッパだと理解出来る。良い表現だと存在感が有るスリッパなのだ。

裏側を観るとこの状態なのだ。このスリッパを銀座ロイドが磨くと蘇える事が可能なのか、と考えてしまった。実は銀座ロイドのスタッフは、出来る事はチャレンジする精神を叩き込まれている。日々バックヤードで何かの修繕を行なっているのだ。彼らに出来無い事は専門家に依頼。時間が空くと店内に置いて有る靴を磨く。私の考えではプロを名乗る靴磨き人より、銀座ロイドスタッフが磨き上手と考える。そこで銀座ロイド責任者にお願いをした。私のスリッパを磨いて欲しい。

13日は4回目のワクチン接種。過去の3回は体調不良で二日間寝込む。今回も同じ症状だろうと考える。12日銀座ロイドでスリッパを磨いて貰い、蘇ったスリッパを観ながら体調不良と戦うと決めた。4回目のワクチン接種は憂鬱なのだ。しかし高齢者の義務として接種します。蘇ったスリッパを抱きしめて微熱と闘うのも悪くは無いか。チャーチのスリッパを銀座ロイドの袋に入れて行って参ります。私は東京の暑さで溶けそうです。狭い国土の日本なのに気温の違いにまだ体が順応していません。