遠方でも試乗で解る適正価格その1。

三浦半島から四日市までミニ試乗の新田さんのお供で電車旅。朝の品川駅待ち合わせで通勤電車の凄さを改めて理解した。34歳でサラリーマンから離れたので26年間は通勤電車から離れた身。凄かった東海道線上りの超混雑状況。バカな私は大型リュックで電車に突入。ホームで電車に乗るのに2本電車を見送る。混雑で電車に乗れないのだ。待ち合わせ時間に着くのか不安が募る。電車に押し込められた私のリュックは乗客の邪魔となる。重いリュックは片手で持つが身体から離すまいと必死な私。品川に着いた時はリュックは完全に変形していた。無理。私はもう朝の通勤時間に対応出来ない身体になっていた。生きて行くには家内作業の仕事しか道は無いと痛感した。若者達が長距離通勤から離れ湾岸地帯の高層マンションを買う気持ちが理解出来た。頑張って歩けば着く会社と自宅の距離は何物にも代え難いのだ。そんな時代と逆行しているのが通勤クルマを探している新田さん。公共交通機関で通うと片道2時間半。クルマ通勤だと2時間。三浦半島から海沿いを走り仕事場の二宮方面に向かう。夏場は地獄の渋滞が毎日待っているのだ。乗れば乗る程にキャメル号の消耗パーツは悲鳴をあげて交換となる。現在の距離数は26万キロ。まだまだ乗れるが燃費と維持費はオーナーの懐事情が関係する。キャメルをフルレストアすれば600万と試算。しかし絶品パーツが幾つか確認。ディーゼルディフェンダー購入かと考えるが趣味人としてはクルマに500万だ600万は投資したくは無い。愛着が有るキャメルとは長く付き合いたい。相談を受けた私は通勤クルマ専用車を提案。キャメルは月に一度運転すればと。国産軽に乗るのがリーズナブル。しかし国産車は乗りたくないと新田さん。であれば私の考えるライフスタイルのランドローバー&クラシックミニを提案。出来ればMTミニが理想と言うと奥様がAT希望と言われてしまった。そんな理由で適正価格のミニを求めて四日市を目指す事となりました。

元鉄ちゃんだと言う新田さんのリクエストで近鉄電車の特急に乗ります。特急に乗れば名古屋から四日市まではあっという間の30分。新幹線もあっという間ですし。クルマだと真剣に運転しても最低6時間は掛かってしまう。通勤電車の話が長くなってしまいましたので続きは明日書きます。