跳ね上げ式眼鏡の効用。

正式名称は解らないが私は跳ね上げ式眼鏡と呼んでいる。人は歳を重ねると老眼になる確立が高い。人によって年齢は違うが私は50歳前には老眼になった。当初は遠近レンズを使っていたが使いづらく中近レンズも使ってみた。しかしなかなか納得出来ず近場の読み物は裸眼が多かった。そして出会った眼鏡が跳ね上げ式。しかし眼鏡屋さんには種類が無い。昔の中高年以上の方は使っていた。当時は老眼用レンズがそれほど普及していなかったのだろう。そしてPCを使う頻度も低かったし携帯も無かった。時代は激変して近距離で文字を観る機会が増えた。

跳ね上げ式なら何でもいいという事にはならない。お気に入りに出会うにはタイミングと運も必要となる。この眼鏡を知って眼鏡屋さんに行ったら残り2本と言われ買ったのが8年前。もう作る予定が無いと言われた。当時はココまでお気に入りになるとは想像できなく1本だけ購入。その後跳ね上げ式が自分に向いている事を知る。数年に一度は眼鏡屋さんをチェックするが欲しい跳ね上げ式とは出会えない。去年新たな跳ね上げ式と出会い購入するが、結局この眼鏡を使っている。ただ新規購入時にレンズ交換とオーバーホールを依頼。眼鏡をオーバーホールとは変なオヤジか。しかしお気に入りな物とは一生の付き合い。私はそう考えている。好きな大切な物とはそんなに多くは出会えない。一生付き合える物との出会いは大切にしたい。厳選された一生付き合える物との出会い旅は継続中である。