手彫りか機械彫りか。

どうでもいい事であるが色々な神社仏閣を巡っていると気になってしまう。人が手彫りをすれば顔は変わる。機械で彫れば統一される。以前知り合いの畳屋さんに手縫いは大変でしょうと聞いたら、今は機械ですよと言われた。口から水を吹きかけて縫っていると信じていた私。イメージとは簡単に変えられない。しかし石はどうなのか。確かに七福神巡りで七ヵ所に石像が置かれているケースがある。どう考えても彫りが統一されているので同一人物がと考えてしまう私。コンコン削っていて欲しいと願ってしまうが現実は機械なのか。いやいや人力であって欲しい。

現実を怖くて知りたく無い。しかし年配のオヤジが石を削っていて欲しい。◯◯さんの仕上げたお顔は素晴らしい。なんて話は昭和の昔話なのか。でもこんな大きな作品を機械で制作できるのか。まだまだ大きな作品も見かけます。機械で作れる大きさでは無いと考えてしまうのだが。現実を知らずにいるほうが幸せなのかもしれないな。