110と津田君は進化中です。

毎日動き回っている日々だが正直疲れた。年齢に合った動きをしないと身体が悲鳴をあげるな。やはり程々がいいのかもしれない。昔高速道を走っていて気持ち悪くなりサービスエリアに飛び込み血を吐いた事が有る。あの時は死ぬのかと思った。働き過ぎは良く無いのだ。何事も程々にと肝に命ずることにしよう。今回のディフェンダープロデュース企画の整備担当はSUN CARSの津田君。私は彼のヨコで作業を見つめカメラで撮影。慣れない彼にはプレッシャーだろうが、この壁を超えると階段を一つ上がることになる。作業を見られるとはプレッシャーだが手を抜けない。手を抜かぬ作業を身に付けるとレベルがアップするし段取りも身に付く。

茶髪の津田君だがマイペースで作業を積み重ねる。過去何人ものランドローバーメカニックの作業を見て来た私。彼が一流のメカニックと呼ばれる日まで私も現役を続けなければ。100号引退まで15年と考えると15年後の津田君は経験を積みいいメカニックに成長していることだろう。

若いメカニックには経験と時間が必要となる。毎日車検整備だけではなかなか難しい。今回のような足回り整備を通してランドローバーにもっともっと興味を持ってもらいたい。出来る事ならランドローバーを所有して欲しい。そんな話をヨコでささやく私。よくよく考えると私の娘と同年齢か津田君は。今回の企画を受け入れてくれたSUN CARSには感謝したい。直し乗り続ける整備は実は労力が必要となるのだ。

撮影しているだけでは我慢できなくなった私は錆落としを。私の愛情まで注入されたこのクルマはお買い得です。津田君マフラー交換終わりましたか。このクルマに乗って北海道に帰りたいのですから頼みますよ。ガスの補充にバッテリーも弱ってたし。どんどん再生が進む110なのでありました。橋口君に怒られるな原価が上がって。