SLからワンマン運転に。

38年ぶりに室蘭本線に乗車。電車がワンマン運転である。何から何までが驚きアタフタする私である。38年前は蒸気機関車。そうSLである。高校生の私は信号待ちで汽車が止まると平気で飛び降りていた。昭和であったのだ。

いつものように大きなカメラバックを背負い、荷物を引っ張るオヤジは回りの人の視線を感じてしまう。リコーカメラで写真を撮っている姿は鉄ちゃんかと思われているのか。

午前10時8分発東室蘭行きの車内はガラガラである。室内の暖かさにウトウトしてしまう。停車する駅名を聞き38年前を思い出してしまう。あの頃は若かった・・・なんてね。

東室蘭から乗り換えで伊達紋別駅を目指す。運転手さんがきびきび動いている。全て一人で行っている。バスだなコレは。一両編成なんてローカル線そのものである。伊達紋別駅に降り立った私はノンビリ15分歩き自宅に到着。ただいま、お帰り。約半年ぶりに伊達に戻った私である。