タイヤカバーの製作その1。

おはようございます。やっとランドローバーネタを書ける。タイミングが合わ無い時も有るのだ。クリーブランドが最も信頼しているシート張り替え職人。正確には解ら無いが40年以上の付き合いだろう。数多くのシート系職人の仕事を観てきたが、個人的には超Aクラスの仕事を行うと長年考えていた。本来ならシートの革張り替えを依頼したいが、私の金銭的な体力では無理と判断。では何を頼めば職人の技術を伝える事が出来るのか。長年のクルマ編集者なので答えは見付かりました。円柱の輪切りだ。そうですタイヤカバーは簡単そうで相当な技術が無いと仕上がら無い。チャック付きでタイヤを包む。私のイメージをクリーブランドの相川くんに伝えました。と言う事で職人の工房に向かいます。

私の予算の関係で革では無くてビニールレザー。タイヤカバーなので革で有る必要が無いと考えた。そして職人の手持ちの在庫でと伝えました。職人との会話で職人の頭の中はタイヤカバーの絵が確定したようだ。計算通りにはならない現場合わせも有る。しかし職人の経験と技術をリアルに観れる機会に、私は自分が興奮しているのを感じながらカメラのシャッターを押す。

在庫のブラックで材質を確認する。厚みが必要です。有る程度の耐久性を求めます。私は車内に置くのでゴムの匂いを嫌う。カバーに入れてタイヤを持ち歩きはしない。ビニールレザーの内側の材質も意味が有る。

厚みが有り余り伸び無い材質を選択する。数多くの手持ちの在庫から選び出したのだ。

裏側の材質も良しと判断。改めて何でスペアタイヤを持つ事に拘るのか。クラシック標準のスペアタイヤ収納場所には、大きいサイズのタイヤは収まりません。そんな理由で大きいサイズにしたタイヤの置き場が必要となります。ルーフキャリアを取り付けてタイヤを置く。しかしホイール&タイヤは重くてオジサンには大変です。皆さんタイヤは必ずパンクします。パンクし無いと考えている方は大間違い。道路を走ればパンクする確率は増します。タイヤ交換で苦労した事がありますか。パンクの経験が有ればスペアタイヤの意義が解ります。スペアタイヤ無しでの走行は無謀だと思って頂きたい。誌面で紹介する前にブログに書くので、肝になる箇所はブログには書きません。しかし勿体無いネタなので数回に分けて紹介します。私の想像を超える職人の手仕事に驚き感動した事実をお伝えします。明日に続く。