鳩目に拘る。

おはようございます。鳩目と言われてもピンとこないか。靴の紐を通す穴を鳩目と言う。私は雨の日以外は歩く。伊達に滞在中は早朝。雨が降っていれば夕方に。東京に滞在中は昼間に何処かに行くので歩く。既に一年五ヵ月はほぼ毎日歩く。食べたいモノを食べて毎晩酒を飲む。定期的にスイーツも食べる。勿論愛煙家。そんな私なので歩くいやウォーキングは大切なルーティンなのだ。色々な靴を履いて試した。最終的に落ち着いた靴は重い靴なのだ。英国嗜好の私だがアウトドア好きの影響か昔からダナーを履く機会が多かった。理由は靴の部材にゴアテックスを採用。90年代の二足と2000年代の二足を順番に履く。90年代の二足は鳩目なのでお気に入り。ただ旧いのでいつ破損しても不思議では無い。2000年代の二足は上二箇所がフック式なのでイマイチ。哲学堂靴修理店に持ち込んだが、鳩目の部材が手配出来なくて諦めた。日本全国とは言わないが鳩目に変更出来る修理店が意外と無い。一番上が肉厚なので部材が特殊なのだ。わざわざ鳩目に変える人が多くは無いのが現状なのだ。

一番上の部材の色がコレしか無い。私は鳩目に変わるのなら問題無しと伝えた。コレでストレス無しで歩ける。今は普段はほぼダナーは履かない。ウォーキング専用靴なのだ。靴は軽くても疲れる。多少の重さとソールの厚さが必要となる。年末の山手線一周歩きも今年がラストと決めている。2023年からは単独でウォーキングイベントに参加すると決めた。毎年秋に朝日新聞と小田原市主催で100キロウォーキングが行われる。小田原市スタートで東京ゴール。制限時間が24時間と27時間のツータイプ。1回目は27時間だな。100キロ歩けるか不安では有る。着々と単独行動でも生きられるように準備をしているのだ。靴は私の大切なツール。靴を状況に応じて使い分ける。そしてリュックも大切なツールだ。これからはクラシックで夜明け前に移動して気持ちの良いロケーションを歩く。そんな生活も悪くは無いな。年老いて歩けなくなった母親を観て明日は我が身と感じた。歩ければ年老いても人に迷惑は掛けない。死ぬ前日まで一人でも生きれる我が身で有りたいのだ。