クルマは錆びと戦っていた。

おはようございます。洞爺湖工場のスタッフがトヨタのエステマをリフトに載せていた。取り外したのはマフラーだ。一度修復した箇所が錆びて剥がれたとか。そんなに旧いエステマには見え無い。でもそれなりに年老いているのか。何が言いたいか。北海道のクルマはこうなる確率が高いのです。冬場には道路に大量の塩カリをまく。それがクルマに付着して錆びる。特に軽自動車のドア下が錆びているクルマが多い。軽自動車の部材の薄さが心配だ。どの位の年数でこうなってしまうのか?エステマは新しいマフラーに交換された。私ならエンジン&ミッションが使える迄乗るか。いや私はエステマを買わないな。私が国産車で買うとすれば工事現場で見掛けるダブルキャブトラック。アレはカッコがいい。完全に価値観なので人それぞれなのです。しかしマフラーがこうなってしまうのか。錆びは本当に厄介ですね。

私が心配しても仕方が無いが、阿部さんのクルマの進捗状況が気になる。早く進めたらと私が言うのも変な話し。職人には職人の進め方が有る。クルマをチェックすると何かが変わった。動きが有るようだ。職人も相当気にしているのだ。頼むから夏が終わる頃には終えてくれ。仕上がったクルマを撮影するのが私の義務なのだから。ウインチバンパーのお礼の気持ちで撮影して誌面で紹介したいのだ。

クラシックは2023年4月から全塗装を始める。決めたのだから私は洞爺湖工場に毎日通う。全塗装が終わるまでは東京には帰らない。帰る時は全塗装後と決めている。フェリーでクラシックを連れて戻り、あの磨き職人に任せると考えているのだ。私は決めたプランは死守する性格。そしてクラシックの天張をシート職人に仕上げて貰う。マフラーをステンに交換したいし。まだまだ交換するパーツが数多く有る。私が満足する頃には77歳免許返納では洒落にはなりませんね。たかだか1993年式のクルマでも維持管理は大変です。昨今は旧車大ブーム。旧車はクルマを手に入れてからが大変です。何を持って旧車かと言うと、我々オヤジ達は1960年代以前を旧車と考えていた。つまりそれ以降のクルマは単なる古いクルマなのです。ランドローバーはまだまだ旧車でも無いしビンテージカーでも無い。要は現役の普段使いのクルマなのだ。まして投資の対象になるクルマでは無い。足クルマとしてのランドローバーなのですから、クルマに見合う価格で購入して欲しいのだ。人それぞれ懐具合は違うが適正価格は普遍だと私は考える。勢いだけで買うと後悔しますよ。