乗り続ける為にはリペアは避けられない。

おはようございます。旭モータースでは当たり前の作業風景となる。しかしこの作業が一般的で有る事が我々旧ランドローバーオーナーとしては嬉しい限りなのだ。日々旧ランドローバーのリペアを行えば、朽ち果てる事無く再生する旧ランドローバーが増える。需要と供給の関係は多少は歪では有るが、前向きに考えれば2015年に旧ランドローバーの生産終了なのだから、いつかはリペアが追い付くと考えたい。しかし旭モータース1社でのリペアでは永遠に追い付かない。旭モータースだけでは無くランドローバー専門店は、台数は違えどリペアに取り組んでいると私は信じている。

地の利を考えると豊橋とか一宮は理想的な土地と建物を有する。首都圏での専門店となると限られたスペースは当たり前。まして自社内に鈑金&塗装となると夢物語なのだ。

問題は鈑金&塗装のマンパワーが各社不足しているのだ。メカニックスタッフと比較すると、鈑金&塗装スタッフの少人数体制が当たり前。旭モータースやサンカーズのように、自社に鈑金&塗装部門が有る専門店は限られるのだ。サンカーズのように数社のブランドディーラーを持つ規模となると、各専門店と比較対象外となってしまう。

旧ディフェンダーは単純な構造と言うのは間違いだ。どれだけのパーツ点数を必要とするのか。経年劣化でのサビとの戦いも有る。彼らは慣れているので頭の中に作業手順が焼き付いているのだ。焼き付くまでにはそれなりの台数経験が必要となる。手間と時間を要するリペアは作業としては難儀で有る。そしてそれに見合う手間賃を支払わないと仕事として成立はしない。リペアは技術料が肝となる。専門店が積極的にリペアを取り組む為には、客の技術料に対する理解が必要となる。客は一度は錆びたボルトを抜く苦労を体験して欲しい。お互いが理解してこそリペアが成立する。各リペアが職業として成立する日本が私が望む姿なのだ。