靴のリペアは将来性有るビジネスになる。

おはようございます。北海道に荷物を送る。今回は段ボール二箱となる。梅雨の東京を考えて長靴を北海道から送ったが履いたのは一度。こんなに雨が降らないとは。段ボールに入っている靴は4足。靴に拘るのも大変なのだ。スニーカーもクリーニングで汚れも落ちたし。普段履く靴も状況に応じて変える。先日のソール崩壊で新たな靴も増えたし。私が若かったら靴の専門誌の創刊も有り得る。実は40代に靴の専門誌創刊を真剣に考えた時期も有った。あの時期に創刊したら失敗したな。何故今なのか。世の中が不景気でリペアが見直されているからだ。靴好きの若者よ立ち上がれ。紙は難しいが違う方法なら可能性は有る。私の年齢だと無謀なので諦めます。

あの日のあの事は忘れません。しかしリアルに体験するから編集者としては血が騒ぐのです。

今回のリペアはトリッカーズの正規輸入販売を行うGMTのリペア部門での作業となった。GMTでは各ブランドの靴を輸入販売。

さすがに1990年代の靴なので経年劣化が止まりません。いや良くぞ30年間頑張ったと褒めてあげたい。部材が揃うのを待って修理を行います。

以前にソールが剥がれたあの靴の色違いなのです。1990年代のトリッカーズを二足持っている私は完全に病気なのです。この靴は半ズボンを利用する季節しか履きません。理由は靴を世間様に鑑賞して欲しいからです。GMTの社長にこの靴を復刻して欲しいと私は言ってます。美しい靴なのです。

トリッカーズとしては珍しいセメント製法となります。本来はグッドイヤーウェルト製法で作るべきなのでしょうが靴が重くなる。一長一短なので有ります。耐久性とリペアを考えるとグッドイヤーウェルトが間違い無い。この靴をグッドイヤーウェルトでと考えたが、職人に木型が無いと作業が難しいと言われた。良く考えると言っている意味が理解出来ます。30年経ってもリペアすれば問題無く履ける。クルマのリフレッシュと同じなのです。このネタを終わらせるのは忍びない。明日も同じネタで書かせて下さいな。さてと北海道に戻ります。伊達は涼しいのかな。