価値観に年齢は関係無い。

おはようございます。先日は銀座ロイドのスタッフを取材した。改めて価値観に年齢は関係無いと感じた。好きか嫌いか。興味が有るか無いか。居心地がよい相手に出会うと落ち着くのだ。時間の経過を忘れてしまう。年々と価値観を共有出来る人意外とは会わない。理由を考えると生きる為に最低限での仕事でいいと割り切った。子育ても終わり自由の身になった。大きな買い物も必要無い。人間は皆何かを背負って生きているのだ。

お気に入りのモノを持って来てと彼にお願いした。インパクトが強過ぎて嬉しくなる。確か彼は40代だ。バブアーのジャケットを愛している。次号では彼のコレクションを紹介する。

この状態になるまで着込んだジャケット。私は見惚れてしまった。この状態を観て素敵だと思う人。ただのボロだと思う人。これこそが価値観なのだ。ボロだと思う人は大勢居るだろう。

ロイドに就職して買った人生初のロイドの靴。若くてお金も無いので毎日履いた。あれから10年以上は過ぎた。しかし日々の手入れが素晴らしいので靴が生きている。モノを生かすも殺すも所有者次第。どんなに高価なモノでも、所有者の愛情が注がれないとモノは輝きを失う。モノを愛し大切に扱う気持ちが無い人に興味は無い。価値観を共有するのに年齢は関係無い。と最近考える日々なので有る。さてとそろそろ次号原稿書きのギアを入れるとするか。大好きな英国製品を愛し使い続ける方々を紹介する。