赤い手袋。

ちょっと前までは手袋は余り使わなかった。しかし最近は後遺症の関係で右手が冷えるので外出時には使用する。普段使いは10年以上前のパタゴニア製。さすがに汚れたので洗濯をしようと決めた。さて乾くまで何を使おうかと探していると未使用の手袋が。眺めながら記憶を辿るとするか。

英国で購入した赤革の手袋。今は毎日登山仕様のファッションだが、一昔前はジャケットを着用していた。リュックじゃなくてカバンを使っていた。カフスも使っていた。Gパンにそれなりの英国ブランドの靴も履いていた。私らしくは無いがポールスミスの手袋だ。赤革が欲しくて探したのだな。有りそうで無い赤革手袋なのだ。

続いても赤革手袋。コレは実は大きくて使用出来ない。何で使えない手袋がと考えてしまうが思い出の品なのだ。

手袋にはサインがある。プレゼント品なのである。そうお母様がローラ・アシュレイ。聞いた事ありますよね。その息子であるニック・アシュレイさんの当時のブランドの手袋にサイン。LRM誌110ダブルピックが表紙号の特集で取材に。自宅というか別荘というか、まで行って取材した時に頂きました。昔々に日本で彼のブランドが販売されていました。彼がディフェンダーオーナーと知り取材敢行。そんな思い出の赤い手袋のお話でした。洗濯物は乾いたかな。今はちょっと旧いパタゴニアが私には合っています。