パーツの入手が問題だ。

クラシックレンジローバーのリフレッシュを追い掛けている。1992年モデル。23年前のクルマである。このクルマ実は欠品パーツが多いのだ。UK本社では過去のクルマのパーツを作り続けると宣言したが、実際に何時からどのクルマのとは発表していない。UKの各パーツ屋さんに問い合わせても無い物は無い。しかし何度も問い合わせを繰り返していると情報が入ってくる。要は人間関係が成立すれば教えてくれる。出来る事なら現場に行って話をすればもっと情報が入るのだが。そして現在の為替が問題。ボンドが強いのだ。

何気に見ているサイドモールだって欠品パーツ。全塗装しましたと書いてある売り物クラシックのボディにサイドモールが無い。パーツを入手できない。取り外して修復するしか術は無い。要は手間が必要となる。でも人はクラシックレンジローバーに乗りたい。乗りたい人が居るのだからリフレッシュをする。手間が掛かる旧ランドローバー達だが乗り続けたい。そんな禅問答的な現場を次号で紹介する予定である。