乗りたいクルマが買いたいクルマなのだ。

頼られることは嬉しい。また試乗の依頼が有ったのだ。私が合格点を出せば購入すると言うことだ。数多く試乗しているとクルマの特性が理解できるようになる。中古車はこれまでのオーナーの扱いや整備の積み重ねが重要となる。またクルマ本来が持っている佇まいも評価のポイントだ。そして試乗をする事がもっとも大切な購入ポイントとなる。中古車は写真だけで判断するのは無理。今回の試乗車は1994年式クラシックレンジローバーのオリジナル白である。

試乗前には細部をチェックし作動を確認する。距離は13万キロであるが整備を行っているクルマである。マフラーが社外のため音が太い。乗り味に問題は無し。最終的には購入者の判断となる。

ウッド系の破損も少なく室内の状態も合格点。極端に言えば試乗せずに中古車を買っては駄目なのだ。もし試乗せずに購入を決めたいのなら、納車後に貴方は販売店に何も言う権利は無い。最後に私は販売店にサービス価格を伝え帰路についた。