室蘭をランドローバータウンに。

北海道の伊達や室蘭は胆振と呼ばれている。場所的には道南である。編集部の現住所となる。私が戻る度にオヤジランド乗りが集まり夜毎秘密会議が開催。テーマはランドローバーオーナーを増やすこと。人口の多い室蘭にランドローバーが多少生息している。しかし室蘭は人口が激減。鉄の町として栄えた面影は無い。室蘭は平地に工場が集中し取り囲むように斜面に人々が暮らしている。冬は雪が少ないが4WDで無いと坂道が多い室蘭では生活が不便。空き家も多く5年後10年後の室蘭を心配するオヤジ達が多いのだ。皆が家に籠っているかと言うと以外に彼らはアクティプ。沖縄まで集団で遊びに行ったり、マイクロバスで札幌に野球観戦。ただ大人の遊び方が偏っている。アウトドア型の遊びからはかけ離れている。そんな室蘭にランドローバーの物作り基地が出来ないかととオヤジ達は考えている。もともと物作りの町。室蘭工業大学も有り職人が根付きやすい環境は整っている。そんな事を考えている時に若者がディフェンダー現行車を購入。家業が何代も続く工場で有った。室蘭の斉藤氏が若者の職場を見学に。写真が送られて来た。なんじゃこりゃスケールが。

念願だった我々の基地が出来そうだ。ココからランドローバーに取り付けられるパーツを誕生出来るかも。夢は大きく町おこしである。数年後にランドローバーディーラーが室蘭になんて夢を抱いてしまう。すぐにでも北海道に行きたいが色々やる事が。札幌集中型が進み道内の各地域は人口減少。もともと15万人近く居た室蘭も現在半分に。絵に描いたシャッター通りが多い。空き家も多く年寄りや若者は便利な都会札幌へ。気持ちは解るしかし雇用が有れば若者は戻って来る。年金受給者頼りの町づくりは限界が来る。たかがランドローバーかもしれない。しかしランドローバーで何かが出来る可能性が有るのであれば、ランドローバータウンを目指して地元民と進もうかと考えている。夢か幻か、いやいや夢は叶うと私は信じてますから。