使い捨て眼鏡の意味が解りません。

物好きの私で有るが最近は物は買わない。逆に手持ちの物を厳選し必要な物だけ残し手入れを行っている。物の中には一生付き合える物も有るからだ。特に眼鏡とは長い付き合い。最近は安売り眼鏡が流行だが私は買わない。眼鏡は5年間は買っていない。私の好きな眼鏡は鼈甲である。手を入れ数年に一度は磨きに出す。何も新品を買う必要は無い。中古品でも手入れをすれば生まれ変わる。まだまだ職人は存在しているのだ。腕の良い職人の技術を守るためには仕事が必要となる。これは旧車の整備も同じ事である。10年位前に中古で購入しまつ毛が触れるので諦めていた眼鏡を改良した。

一般的なデザインである。鼻にあたる部分が低いので眼鏡屋さんに相談。一ヶ月ぶりに戻ってきた。時間と技術が有れば修復できるのだ。

もともとの鼈甲にシリコンのような物を付けている。まったくまつ毛が気にならない。これからこの眼鏡の登場も増えることであろう。支払いは9800円。私は高いとは思わない。しかし激安眼鏡に9800円を支払ってまで修正しようとは思わない。価値の無い物には100円でも支払いたくは無い。私の理想は価値の有る物を身に付け、価値の有る物に囲まれて生活をしたい。決してブランド品が価値が有ると考えて欲しくは無い。価値とは人それぞれに違ってくる。私の物選びの基準は修繕・修復の可能な物でなければ認めないのだ。