専門店と非専門店の違いとは。

暑い。暑い。エアコンの調子が。去年もクラシックのエアコンで苦しんだ。SUN CARSの橋口君に事情説明。乗れるけど暑過ぎます。持って行きたいがと言うと工場が満杯。ジョンブル兵庫にも間に合わないと。それは困る。熱中症で辿り着かない恐れが。関東で直して欲しい部品送るので。困った時は主治医のミッドランドです。連絡すると一発返事でOKが。これが連携プレーと言います。連携プレーは顧客にとって有り難い。整備ネットワークが整うと全国安心して旅ができますからね。ネットワーク網をどうするか。木村が作れと声が聞こえます。でもランドローバーの整備が得意な工場って以外と少ない。そして地方は無いのです現実は。でも整備工場の公開目指します。

まずはマニュアル通りチェックいたします。原因を見つけ出す事がメカニックの仕事。この原因がなかなか発見できないので苦労するのです。漏れだってガスが入っていないと解らない。でも16万キロオーバーですから消耗パーツかな。問題はこのクルマ300Tdiですから並行輸入車。基本エアコンは後付け。ラインでの取り付けではありません。カタログではエアコンはオプションですから。トラックに標準装備と考えるのは日本人だけ。

結論としてエクスパンションバルブと判明。バルブが詰まっているようです。という事でバルブの交換。

メカニックはココに有ると考えます。パーツの取り外しが面倒な場所。しかし有りません。そうなんです。後付けのため取り付ける場所に取り決めが無い。

見つけた場所はココです。

コレがバルブです。メカニックは室内を元通りに。手間が増えます。でもコレもランドローバーなのです。そしてSUN CARSから送られてきたパーツが・・・。部品番号は間違い有りません。しかし本体が微妙に違います。コレもランドローバーなのです。これで怒ってダメ。SUN CARSは間違った発注をしてません。

こんなに違います。あ〜なんて叫んではいけません。専門店はパーツ棚から同じパーツを取り出します。ココが専門店の底力。日々ランドローバー整備を行っているので在庫が豊富なんですね。これが非専門店ならパーツが来るまで待つしか有りません。専門店に来て良かった。なんて私は考えません。だって専門店以外には行きませんから。無事にエアコン復活し帰りはちょっと寒かった私でありました。