価値観を共有できる幸福感。

伊達に編集部を移して良かった事は読者が訪ねてくれること。読者目線の話を聞くと私も新鮮な気持ちになれる。半分はLRM誌とMf誌時代からの読者。昨日は札幌の日景君が友人である大阪の藤本さんを連れて来た。彼はクラシックレンジ歴16年でGB誌の愛読者であった。時間の経つのも忘れランドローバーと英国の話を。お互いが同じ価値観を持っていると話が盛り上がる。初対面なんて誰も思わない。二人は私にGB的なベージ復活を願う。色々な考え方の読者が居るので結論は出せないが、好きな企画を編集することは私にとって自然体。雑誌作りの参考になった有意義な時間であった。藤本さんはクラシックからセカンドに乗り換えを検討中。でも私はクラシックを手放すと後悔すると伝える。私は何度後悔したことか。クラシックとは泥沼的要素満載のクルマなのである。こんな田舎でランドローバー談義が出来るなんて誰が考えようか。来週ポロト湖トレッキングを日景君と約束し彼らを見送る。

日景君が私の大好物のホワイトアスパラを買ってきてくれた。そう伊達は産地なんです。藤本さんはセイコーマートのカツ丼を土産に。こんな田舎っぽい生活もたまには必要なのだと最近感じる。私の場合この生活が毎日続くとたぶん発狂する。昨日は歩いて風呂に行く。往復約7kmである。家に風呂は有るが月20万歩のために歩く。こんな生活もすでに6回目を迎えた。月日の流れるのは早いものだ。