直し乗り続けると決めたセカンドレンジローバー。

人との縁とは不思議である。ランドローバーを通じて北海道でも広がっている。先日、室蘭の斉藤氏の紹介で室蘭在住の日笠氏が伊達に来られた。4年程前に知り合いの紹介でセカンドレンジローバーを購入。その後地元のクルマ屋さんで面倒を見てもらいながら今日に至るとか。LRL013号を斉藤氏から見せてもらい色々考えたらしい。私に試乗してほしい。これからの方向性が見えないようだ。私は伝えました。これから5年10年乗り続けたいのなら奥様と相談を。乗り続けるのか降りるのか。一般の方は10万キロ超えた20年近い中古車を維持するのは要検討でしょう。意味と意義が無いと難しいのは理解できます。乗り続けたいと思う気持ちになったらランドローバー専門店を紹介しますよとお伝えした。

数日後メールが届く。家族会議の結果乗り続けたいのでお願いします。さっそく私は返信して試乗を行う。伊達のセカンド乗り鈴木氏自宅に行き撮影をお願い。彼はセカンドのエアサス調整ソフトを入手したらしくパソコンを繋いで遊んでいた。

試乗した結論はクルマに愛が注入されていない。道具としての使われ方。整備のレベルでは無い。乗りぱなしの10万キロなのだ。ココで大きなトラブルが起これば、近くに専門店が無いのだから間違い無く日笠さんは諦め降りることでしょう。知り合いの中古車屋さんは下取るけど値段は無いよと一声。行き着く先はパーツ取りか廃車。そしてまた一台のセカンドレンジローバーが消えます。嫌だそんな状況は許さん。

日笠さんはお寺の住職です。セカンドレンジローバーは奥様専用車。日笠家は5年10年乗り続けることを決めました。私が選んだ専門店はミッドランド。成り行きとして私は28日の飛行機をキャンセル。27日深夜便の苫小牧〜大洗のフェリーで運びます。これも縁なのです。私の提案で乗り続ける決断をした。ならば面倒見るのも私の義務。これも記事になると喜ぶ私でありました。プロの仕事を見せてもらいましょう野崎さん。お任せいたします。