クラシックレンジは残るべきクルマ。

徐々にであるがクラシックレンジのパーツが欠品している。機関回りのパーツはまだ大丈夫だが、些細なパーツの欠品は頭が痛い。極力再生したいと考える。当初は中古パーツで凌げたが最近は中古すら減っている。新品パーツを製品化することも出来るがコストが問題だろう。日本に生息するクラシックレンジの台数は少ない。だからこそ大切に残したい。

この2台は1990年と1991年モデル。純正コイルスプリングタイプの現在日本登録台数は想像が付く。絶滅車種と言っても大袈裟では無い。買う時高く売る時安いなんて言ってられる状況では無いのだ。多分ナンバー付きで走っているクラシックレンジより、ナンバーを外されクルマ屋さんに置かれている(放置あるいはパーツ取り)数が多いと考える。理由としては正しく整備できるメカニック不足。手間がかかる。パーツの欠品等が。しかしクラシックレンジ好きの私としては乗り続けたい。過去8台位のクラシックレンジを仕上げては、次の乗り手にバトンを渡してきた。コレから先はなかなかそんな余裕はないが、頭を使いパーツ再生を考えたいと思っている。

房総林道取材で抜けてしまったローレンジシフトヘッド。急場で仕方なく左側を取り付ける。しかし純正品を再生できないかミッドランドさんに依頼。なんとかしましょうと答えが返ってきた。こんなことの積み重ねが旧車存続に繋がると私は信じる。結果は改めて報告いたします。