先日ツインランドの高松氏がぜひ試乗してと。オリジナルのレンジローバーである、バンデンプラスを用意してくれた。以前所有したことがある同タイプで色まで同じである。

バンデンプラスは運転を楽しむというより、後部座席でゆったり座り専属の運転手が・・・そんなクルマである。勿論、家族のために父が運転手となり白手袋をしても何も問題は無い。販売から20年経つとなかなかフルオリジナルで、程度の良いクルマは少ない。

保管状態でも程度に大きく差が出てきてしまう。特に塗装の状態は解りやすい。そして内装のウッド部分。クリアのひび割れと日焼け。この販売車はAクラスに保たれている。最近オリジナルのエアサスからスプリングに交換するケースが多いとか。確かにエアサス交換には費用が発生する。しかしスプリング交換の費用と比べても、驚く程の金額の差も無いと私は考える。昔に比べると現在のエアサス料金は安いのだが。

そして大切な試乗である。納車整備を全く行っていない状態での運転となる。多少の足回りのヘタリ感は有る。これは消耗パーツなので交換でOK。運転して気になるクルマとは、不安感を持たせるクルマ。何が悪いというより一本スジが通って無いクルマは駄目。これには数多くのレンジローバーを乗らないと解らない。素人が中古車を運転しても、何が良くて何が悪いかは解りにくい。この試乗車は低速時の安定感といい、エンジンの軽さもあるし素材としては合格である。販売価格は解らないが、購入後バタバタすることが少ない車輌と判断。興味の有る方はツインランドの高松氏に連絡を。

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