クラシックレンジローバーを残しましょう。

ランドローバー三島の宮沢さんがクラシックレンジの買い取りがあるというので同行。それなりの距離でそれなりの外装と内装。仕上げなければ乗れません。普通に考えて部品取り車になる運命でしょうか。業者は駐車スペースも考えます。となるとこのクルマの運命は・・・。このように部品取りになるとまた1台日本からクラシックレンジが消えます。再生復活しナンバーが付くクラシックは減る一方。このままでは旧いランドローバーは減少の道を進みます。これは問題です。修復すればまだまだ乗れます。真剣に考えなければいけないテーマと私は考えます。田舎の大きな倉庫に保管するとか。何か方法はあるはずです。絶対将来後悔することになります。クラシックミニも数年前の国からの援助金で何台スクラップになったことか。クラシックミニは何万台も日本にあるからまだ何とかなりますが。でもランドローバーは数が少ない。ましてクラシックレンジは数えることが出来るくらい少ない。なんて事を考えながら現場を離れました。

今回のクラシックレンジを紹介してくれた方はクラシックレンジのオーナー。そしてなんと私がランドローバーマガジン時代に最後乗ったクラシックレンジだったのです。懐かしいというか最近出会います過去のランドローバー達に。元気そうな姿を見れて安心いたしました。

クルマはナンバー付いて動いてクルマです。放置されていればどんどん劣化していきます。オーナーの愛情が注がれてクルマは生き続けられるのです。雑誌もクルマが有り乗る人乗りたい人が居るので成立します。特にLRL誌はちょっと旧いランドローバー応援雑誌。乗り続けることをコンセプトにしております。色々考えさせられた私であります。