レンジローバーの原点はクラシックレンジなのだ。

素材としてのクラシックレンジ。91年14万キロ現状渡しとなる。ランドローバー三島さんで販売されている。ランドローバー営業トップの宮沢氏がクラシック好きなのは先日お話した。ならば積極的にクラシックレンジを販売をして欲しいと頼んだ私。自社で鈑金塗装ブースも沢山持っている。クラシックレンジを仕上げるには最高の環境である。

写真では解らないが年式と距離相応である。外装には傷や錆がある。この年式はコイルスプリング。エアサスと違いどくどくの乗り心地である。私はレンジローバー本来の足だと思っており好きだな。仕上がったクラシックレンジを保証付きで買うのもお勧めだが、ちょっとくたびれたクルマを購入し時間をかけながら整備するのも有りだと考える。クラシックレンジはレンジローバーの原点。3枚ドアのMT車を所有できれば幸せであるが、探し出すのは困難に近いし購入価格も驚く価格。初代レンジローバーは50年経ってもスタートモデルの地位は変わらない。ならばとクラシックレンジを所有する気持ちが理解できる。数多くのランド乗りと話しをしてきたが、いつかはクラシックレンジを所有したいと言う人が多かった。ディフェンダー乗りはディフェンダー命であるが、そんな彼らが認めるクルマもクラシックレンジ。日本全国のクルマ販売店の敷地片隅でナンバープレートが取られお休み中のクラシックレンジ。一台でも多くのクラシックレンジが元気に復活することを祈る私である。