履きたい靴に仕上げる喜び。

おはようございます。また靴をモディファイした。完全に病気なのだ私は。頭の中でイメージが膨らむ。ベースになる靴を日々探している訳では無い。1990年代に販売されたトリッカーズ。ちゃんとトリッーカーズに確認したので間違い無い。基本はベースがトリッカーズが望ましいのです私は。オリジナルで履くには疑問が有った。どうすれば履きやすくなるか。アレコレ考えるのが好きなのだ。

持ち込むのは名店の哲学堂靴修理店となる。まっ信頼関係ですね。立会人は銀座ロイドの松下さん。私の靴のアドバイザーなのです。当時はソールを接着剤で貼り合わせた。これでは英国靴にはならない。当時はこのタイプの靴はイタリアの工房で製造していたらしい。しかし靴本体の革はいい材質なのです。英国人が選ばない革なので柔らかくて履きやすい。

私はこのようなソールに仕上げたい。要はグッドイヤーウェルト製法が私が望む靴なのです。

靴とは軽過ぎても重過ぎてもバランスが悪い。そしてセンターが出て無い靴はレベルが低い。この靴はクラシックの運転用にいいなと考えた。1990年代の中古品としては靴の状態が良かったのだ。靴とはオリジナルの状態に納得しなくても、リペアする事で本人が満足する靴に生まれ変わる。ただ仕上がりをイメージ出来る知識と情報が必要となる。オリジナルの状態を撮るのを忘れた私。比較が出来ませんね。靴は鑑賞物では無い。履いて歩いて意味が有る。やはり私は東京に住んでトリッカーズや銀座ロイドや哲学堂靴修理店に行き、定期的に靴談義をしなければストレスで体調不良になるな。と言う事で毎月東京と北海道を行き来する事に決めました。人生は一度。好きに生きます。こんな生活を過ごせる人間は限定されます。iQは東京の自宅に押し込みます。そしてランドローバー専門店の取材はカメラ機材を積んでクルマで行ける。これで腰痛の心配から解放される。洞爺湖工場の職人がお袋を病院に連れて行く時は工場のクルマを使えと言ってくれた。完全に親友なのです。これでLRL誌時代よりネタは豊富になります。免許返納時まで突っ走るぞ。なかなか魅力的な靴でしょ。トリッカーズの社長も絶賛です。仕事を間違えたかな。