猪木のプロレスが好きだった。

おはようございます。アントニオ猪木が亡くなった。全盛期の頃のアントニオ猪木の試合を観戦しに何度も会場に通った。試合後は仲間と居酒屋で猪木談義となる。テレビでは無くリアルを求めて遠くのリングに向けて叫んだ。猪木〜。猪木〜。リングに近い席なんて若者には不要だった。会場の臨場感が伝わればいいのだ。プロレスは見せ物と言われようと関係無い。好きだからアントニオ猪木の試合を観に行ったのだ。アントニオ猪木は私のヒーローだった。

プロレス会場に行かなくなって40年近い。猪木の引退後はプロレス中継のテレビも観ない。猪木が政治家になった頃から興味は薄れた。しかし全盛期のアントニオ猪木の動きは脳裏に焼き付いている。晩年の猪木は病気との戦いだった。痩せ細った猪木を敢えて観ないようにした。色々と言われるアントニオ猪木だが、あの時代私を熱狂させたのは間違い無い。ご冥福を祈ります。ありがとうアントニオ猪木。爺になった私ですが心の中で叫びます。猪木〜。