職人が人生最初で最後の英国靴を買うのか。

おはようございます。洞爺湖工場の職人が私に一言。人生最初で最後の英国靴を履きたい。正直私は嬉しかった。LRL誌で大好きな英国靴を紹介している。英国靴好きなので我慢が出来無かった。本来はランドローバー専門誌なのに靴を紹介するのは違反なのだ。しかしKIMURA SELECT MAGAZINEだからと自分に言い聞かせた。勿論、洞爺湖工場の職人は毎号読んでいるのだろう。どの靴が良いかと問われれば、銀座ロイドの靴を履いて欲しい。しかし銀座ロイドはネット販売をしていない。洞爺湖工場職人を靴を買う為に東京に連れて行くのは困難なのだ。どんな状況で履く靴なのかと聞くと冠婚葬祭。そこで銀座ロイドにお願いをして足のサイズを伝えれば大丈夫か確認。064号の銀座ロイドのページで採寸方法を紹介した。

銀座ロイドと私が選んだ靴を職人に二足選択で問う。靴は決まった。誌面で紹介した採寸方法で計る。私は撮影なので職人の息子に採寸をお願いした。しかしこの写真良いですね。職人にピンが有りLRL誌のボケ感が実にいいな。恐るべしスマホですね。

左右の足形を紙になぞる。そして左右の長さ。甲の高さを計る。この計測でプロは靴のサイズを決められるのだ。銀座ロイドはネット販売はしない。買いたい人は店に来てくれ。銀座ロイドに行きたくても行けない人は居ると、私は銀座ロイドに言うが考え方なので仕方が無い。確かに靴はモデルごとにサイズ感は変わる。一概にサイズだけで決められない。履かないと解らないのだ。さあ私は採寸した紙を持って銀座ロイドに行きます。そしてサイズ選びの現場を取材します。北海道に戻ったら選んだ靴を持って洞爺湖工場へ。まだまだ続く職人の英国靴を買う企画なのだ。この採寸方法で足に合えば銀座ロイドに行かなくても靴を買えますね。でも結果がどうなるかは解りません。