トラブル発生で焦る私。

おはようございます。今回洞爺湖工場は二人体制で準備万端。フロントとリアで作業を分担したのです。撮影する私は大変です。フロントの作業を見入っているとリアの作業が進む。そこで大きな問題が判明します。クラシックにも使える2インチアップ用だと聞いて購入した私。実際にクラシックに合わせては無い。しかしフロント作業のスタッフから声が届く。コイルの長さが同じだよ。えっ。リアのコイルを外した職人は言う。リアのコイルは明らかに長いと。ちょっと不安になる私なのです。フロントが同じでリアが長い。同色だったのでセットされたインチアップのコイルだと思い込んでいたのだ。

2インチアップしてあのタイヤ&ホイールを装着したい。敢えて使わなくなったコイル&ショックを購入した。理由はネタになるからです。新品を買えば手間も掛からずスムーズに事は進みます。結論から言うとフロントはコイルを交換してもインチアップし無い。要はコイルが短い。リアはコイルは長いがショックが短く取り付け箇所の構造が違う。と言う事で使えない合わないパーツだったのです。早速に飯島くんにメール。電話が入り落ち込む飯島くん。彼が悪いのでは無く昔々のパーツなので、記憶が消えて思い違いだったのです。私はちゃんと確認をしないで買ってしまった。こんなケースは特にネット売買で数多く有るだろうな。返金してくれるので私は一安心。問題は次号クラシックラボのページが空いてしまう。これは一大事なのです。新品の2インチアップ用コイル&ショックを買わないと。東京から戻る翌日6日に取り付けを職人に伝え確定した。いい機会なのであのタイヤ&ホイールが装着できるか確認だ。付かなかったら一大事となります。

インチアップしてないノーマル状態で装着するとこの状態。これでは窮屈で大変です。タイヤが何処かに接触しないか何度もハンドルを回します。ギリギリ接触は無いがロードの荒地では解らないな。やはりインチアップが必要です。いや解っていました。こんな大きなサイズのタイヤをクラシックに装着する事が間違い。と一般的に考える。しかし私の人生なので私の嗜好で装着します。

続いてリアはインチアップしたコイルは付いたがショックが昔のボロボロ状態。なるほど収まりは良い。いやいや最高に合っているのです。

洞爺湖工場スタッフ全員が木村さんカッコいいよと言ってくれた。私の見立ては間違って無かった。洞爺湖工場スタッフは全員オジサンですが。取り付けたり外したり文句一つ言わずに働くスタッフに頭が下がります。私がちゃんと確認していれば。本当に申し訳ない。私の頭の中はスタッフ全員に東京土産ナボナを買わなければ。まだ北海道に居るのに彼らの土産で頭がパンパンなのです。何で東京土産がナボナと浮かんでしまうのか。私は正しいオジサンなのです。仕事帰りに岡田くんに実家に立ち寄って貰い何度も何度も確認をして、クラシック用2インチアップのコイル&ショックを選びます。今度はフロントに荷重がプラスされても問題無いタイプを。ちょっと高いが頑張ります。そして取り付け部分の構造が違ったステアリングダンパーも新たに購入します。65歳の今までは全てお店任せでパーツを購入。初めて事に挑んだらこの始末。何事も専門店に任せた方が結果的に安全ですよ。私は専門店が無い田舎の伊達にいるので頑張った結果なのです。今回の稀なケースを皆さんの生き導として記憶に焼き付けて下さい。インチアップは9月6日までお預けです。