洞爺湖チップ解禁。

おはようございます。洞爺湖の湖畔を走ると駐車しているクルマが多い。思案すると6月1日が解禁日だった。洞爺湖工場に聞くと漁協に行けば買える。洞爺湖に漁協が有るのかと驚く始末。あっそうか釣り券を売っているのは漁協だった。漁協で魚が買えると言われても魚は魚屋さんと考えてしまう。チップとは姫鱒の事で有る。漁協が放流をしているが、年々サイズも小さくなり釣れないらしい。組合員は釣ったチップを漁協に持ち込む。大都会札幌の高級料亭等が仕入れるらしい。相場は一匹2000〜2500円。高級魚なのだ。私は苫小牧生まれなので、子供の頃は支笏湖のチップを食べた記憶が有る。と言う事は最低でも50年以上は食べて無い。お袋にチップの刺身を食べさせたいと考えた。洞爺湖工場の社長に一匹買いたいと言うと一匹かい。だって2500円を二匹は高額だ。直ぐに電話をして誰かと交渉している。二匹くれるって。えっ無料。

歩いて何処かに行く社長。すぐに戻ってくる。近くの知り合いのようだ。塩をふってあるので焼いて食べて。ありがとうございます。感謝感激です。するとクルマが一台止まります。降りてきたのはお爺ちゃん。

刺身用のチップを一匹持ってきてくれました。何度もお礼を言う私で有りました。田舎の人は優しいのです。いや洞爺湖工場社長の人格のおかげですね。ありがとうございました。すっかり旧洞爺村の魅力を理解した私なのです。だって伊達の知り合いは岡田くんとアイスホッケーメンバー。でも旧洞爺村では洞爺湖工場に出入りしている人達と顔馴染み。コハムも知っているし。居心地の良い旧洞爺村なのです。ただ旧洞爺村に住んでいる外国の方が大勢居ます。目的は土地の取得です。第二のニセコとして彼らは狙っている。頼むから旧洞爺村を荒らさないでくれ。洞爺湖工場前を爆音をあげながら旧ディフェンダーモンスター改造車が通り過ぎる。超金持ちのイギリス人投資家のマイカー。英国から旧ディフェンダーを輸入してニセコのセレブに販売中。ハマーH1だってオーストラリア人が乗り回している。旧洞爺村はちょっと危険な匂いもする摩訶不思議な地帯なので有りますよ。