期待を裏切ら無い洞爺湖工場。

おはようございます。通行止めで洞爺湖工場に遅れてしまった私。洞爺湖工場に着くとクラシックが外に置いて有る。アレどうしたのか。工場で別のクルマを整備している社長に聞くと昨日終わらしたと。えっ終わったの。昨日時間が出来から。いつも私の目の前で作業をと言っているのに。でも洞爺湖工場には段取りが有るのです。理解は出来ます。私の都合を優先出来ません。

ヒンジのネジが元に戻っているのだ。正直に言うと純正のネジだよなと思っていた。しかし折れたので仕方が無いと考えていたのだ。でもこんな気配りが嬉しいのだ。社長に聞くと頑張ったと一言が。職人の技は凄いのです。確かに洞爺湖工場はランドローバーの経験値は少ない。しかし洞爺湖工場はあらゆるエンジン付き乗り物の整備を行う。長年の経験と技術が考える力を増幅させているのだ。田舎では諦めて投げ出したら負けなのだ。どんなクルマでも修復する使命が有るのだから。

ロックも問題無し。差し込んだビスが干渉してロックが出来なかったようだ。ビスの長さを調整。リアゲートに水を大量にに掛けても室内に水漏れ無し。私が気になる事は試してくれた。リアゲートの寸法を計ったら天地が5ミリ程違ったらしい。5ミリ違ったらそりゃ困ります。バタバタしたが取り敢えず付いたリアゲート。礼を言い伊達に向かい走り出す。暫く走ると寒い。振動でリアゲートが開く。左右の端を押してロック。5分位走るとまたリアゲートが開く。私は慌てません。エンジンを止めてリアゲートを気合を入れて右端を押す。カチャ。続いて左端を押してカチャ。そしてロック。寒いので全てが固着しているのです。気長に新しいリアゲート閉めに慣れるつもりです。こんな塩梅で付き合わ無いとクラシックのオーナーにはなれません。一つ一つの問題をクリアし年老いたクラシックを仕上げていきます。