スニーカーをリペアする。

おはようございます。東京は想像していたより寒い。勿論、伊達は比較にならない位に冷えている。東京では早朝ウォーキングが必要無い。理由は昼間に取材で歩き回る。伊達を出る時にはお袋から早く帰って来てと言われる。4日に戻ると言っているのに。こんな生活を5年位いやもっとか。正直に言ってストレスが溜まっている。一応仕事をしている立場。東京に居た方が動き易いのが本音。東京にクラシックを置いて取材をすればスムーズに事は運ぶ。しかし私は一人っ子。私以外に親の面倒を誰がみる。でも頻繁に東京と北海道の行き来は疲れる年齢になった。愚痴を言う事でストレス発散です。リペア職人の取材に行って来た。

アレコレ考え皆さんに解り易いスニーカーを題材にリペアを試みる。そうです九州取材時に経年劣化が理由でソールが剥がれた。ホームセンターでボンドは買ったが、ボンドを使ってしまったら修正が難しいので現状のままだったのだ。

普段は余り取り扱わ無いスニーカーのリペアをお願い。経年劣化したソールは使いたくは無い。悩む靴職人が出した答えは如何に。

完全にソールと分離した状態となる。この手のスニーカーはこんな構造なのです。何年前に買ったか覚えて無いが15年位か。私の持ち物は最近のモノは極端に少ない。このスニーカーはクラシックミニを運転する時に履いていた。ドライビングシューズとして販売している靴は好きでは無い。過去に何足か購入したが馴染め無かった。しかしこのスニーカーと出会いお気に入りの一足となる。

スニーカー本体は何も傷んで無い。イメージはスニーカータイプの英国靴。クラシックミニを所有して無いのでドライビングシューズとしての機能は求め無い。ただ気楽に履きたい。靴職人は正直悩んでいた。地面と接地するラバーは何種類か重さを確認。軽いラバーを私は選んだ。この日で作業が終わるとは思っては無い。今日午後から続きの工程を取材する。どんな仕上がりになるのか。私の頭には完成されたスニーカーが有る。靴職人の腕を楽しみにお待ち下さい。なんで面倒な修復を行うのか。じゃ何で貴方は次々とモノを買うのか。私は職人の仕事が好きだ。色々なアイテムの職人が生活出来る日本で有って欲しいと考える。新品のモノを買うのは簡単な行為。しかしリペアしながらモノを使い続けると愛着が増す。モノの所有者となったからには、どんなモノにも真摯に向き合いたい。私はそんな生き方を目指す。要はモノ好きなのだ。