愛車の主治医を決めなさい。

おはようございます。クルマは錆さえ無ければ修復可能と書きましたが、事故車でフレームが曲がったらアウトなのはご理解下さい。国産車は余り情報は無いので解りませんが、ランドローバー社の旧ディフェンダーは、純正パーツと社外パーツを組み合わせれば、ほぼ完璧に修復は可能でしょう。クラシックは室内ボディパーツの入手が難しい箇所も有る。特に手に触れるパーツですね。動いたり止まったりする為のパーツは入手が可能。メーカーは何故か年式が新しくなると、徐々に直し乗り続けようと言う考え方が薄れる。レンジローバーだとセカンドやサードのパーツ供給の先が読めない。自動車メーカーの将来展望はガスってますね。さて、一般人は写真の様な状態のクルマを観ると気持ちは萎えます。しかし解る人が観れば血が燃えます。

素材として問題無しだ。距離が延びていればエンジン&ミッションをOHすればいい。電気系の配線が痛んでいれば交換だ。ボディにダメージが有れば鈑金だ。ボディ色が焼けていれば塗装すればいい。シートが痛んでいればリニューアルすれば問題無し。メーター類が狂っていればOHだ。手間と時間とお金を投資すれば、修復可能なクルマを我々は愛でる。仕上がったクルマを高いだ安いだと言ってはナンセンス。今は労力を伴う職人が極端に不足している。そして職人の賃金低下。手を動かす仕事に若者は興味を持たない。金儲けが上手な人が勝ち組か。我々は第一次産業無しでは生きられない。私は免許返納が遠くに確認出来る。しかし30代40代50代のランドローバー好きは、まだまだ免許返納なんて眼中に無いし考えもし無い。あなたの大切な愛車を乗り続けには、経験と技術を持ったメカニックが必要です。クルマの主治医は自分が納得して見付けて下さいね。特にランドローバー専門店のメカニックには、末永く仕事を続けて欲しいと願っております。