用途によって部材を決めたい。

おはようございます。北海道は大寒波。寒過ぎて歩けません。歩こうという気にならない。歩きたいので東京に戻る。変な理由ですね。さて、時を同じくしてファイヤーマンのデュバリーブーツのソールも崩壊。私のブログを観て連絡が入る。私が履いていたブーツなので、私のブーツより数年旧い。よく持ったなと感心する。状況はほぼ同じで有る。歩行中の崩壊かは解らない。ファイヤーマンは色々と調べて靴リペア専門店に持ち込む。二ヶ月の期間を経て戻って来たとメールが届く。勿論、画像も添付されていた。

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デュバリー純正のソールは入手が難しかったのか、ビブラムソールに交換したようだ。ビブラムソールの欠点はゴムが頑強で固い。よって土には効果を発揮するが、アスファルトとかタイルとか鉄の階段等で滑る。雨で濡れている時は特に要注意なのだ。そんな理由で水に強いデュバリーブーツは、敢えて純正ソールはビブラムを使わない。滑って転ぶ危険を回避しているのだ。私はビブラムソールの靴で、何度か駅の階段で滑り冷や汗をかいた。

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続いてソールの縫い付け問題となる。全ては用途次第なのだ。私はデュバリーブーツを長靴と考えている。雨の日は積極的に履きたい。トリッカーズのカントリーブーツはビブラムソール。ソールは縫い付けて有る。しかし雨の日は敢えて履かない。理由は革のダメージと水分が靴に染み込むからだ。要は針穴から浸みてきて防水機能を損なう。デュバリーブーツの特化した特徴を最大限に活用したい。デュバリーブーツのソールは接着で行われている。耐久性は私が履き込んだ年数を考えれば問題無い。ファイヤーマンのリペアを批判はしない。仕上がりも完璧だ。ただどんな用途に使うか。そこを間違うと機能が半減する。デュバリーブーツはお洒落アイテムでは無い。究極の長靴なのだと言う事を私は伝えたい。マリンブーツからカントリーブーツまで展開しているデュバリー。ブーツに針穴はご法度なのだ。