乗りたいクルマと買うクルマ。

先日クラシックミニを試乗した新田さんはミニを買った。納車は11月らしくミニの雑誌を眺めているらしい。先日のかつ丼ツアーで読者から相談を受けた。奥様クルマとしてミニに乗りたいと。私は誰にでもミニは勧めない。覚悟と愛情が無ければ後悔だけが残るからだ。足としてのクルマ選びであれば国産車の小型車が最適と考える。ミニとランドローバー以外は興味が無い訳ではない。ましてミニは製造終了後16年経った。中古車マーケットのメインは20年選手である。雰囲気だけでは乗れないクルマなのだ。でも私は1950年代や1960年代のクルマを所有していたので、1990年代のクルマは新型に考えてしまう。1990年代から2000年代のクルマの違いは何かと考えてしまう。日頃から言い続けている乗りたいクルマを買いなさい。人生一度後悔するな。

キャブだインジェクションだなんてどうでもいい。燃費なんてどうでもいい。運転が楽しくて鼻歌が出るようなそんなクルマと暮らして欲しい。毎日の運転が年齢と共に週一回になり、気が付けば月に一度になる。医者に歩きなさいと言われる年齢が必ず訪れる。やがてマイカーを持つ意味を考える。そして人間として免許を国に返還する日がやってくるのだ。ミニに乗りたい。ミニを買いたい。そんな熱い気持ちを聞かされ力になろうと考えている私なのだ。