ランドローバー屋さんの内製化。

ランドローバー屋さんの社長さんがメカニック出身だと、外注化から内製化に向かう傾向がある。これは我々客にとって喜ばしいこと。逆に外注化で一流の職人さんを使いプロデュースするのも納得できる。客がどちらを選ぶか選択肢が増えることはいいことだ。問題は客がショップの考え方を理解し店選びを間違わないことだ。ショップが客を選ぶのは勝手だが、今は客がショップを選ぶ時代。確かな情報を得てのショップ選びが必要となる。要はお互いの価値観が似通ってないと後で後悔するからだ。今日は久しぶりにトイレで起きてそのまま起床。最近は薬のせいか睡眠時間が長い。確かに医者に眠くなるからと言われていた。しかし毎晩10時間睡眠は長過ぎる。よって自分で睡眠時間の削減。さあ今日一日どうなるか。さて話を戻して内製化の話。いま北海道に居るのでノースランドを一つの例として紹介しよう。

河西社長が嬉しそうに2階の作業場に私を連れて行く。ランドローバーの天張りの生地が見つかった話す。試行錯誤しながら自分が納得した物が有ったようだ。60歳を超えた現役メカニックは何でも自分でトライする人が多いようだ。鈑金塗装だって自分で行ってしまう。インパネ等のウッド修理で完璧なオートクラフトの大橋さんもその一人。現役メカニックで何でもトライする人は、ランドローバー業界ではこの二人以外私は知らない。もし居たらゴメンナサイ私の情報不足で。

この作業を見て時間の無駄と感じるのか、納得するかは価値観である。お金を支払えれば何でも出来る時代。客の立場で考えれば仕上がっていれば、外注だろうと内製だろうと関係無いと言う人もいるはず。でも何でも自分でトライするって素敵だなと私は感じるタイプ。職人が居るガレージには足を運んでしまう。今日は何を行っているのか興味津々となるのだ。ちょっと早く起き過ぎたかな。まだ眠いぞ。でも今更寝れないしな。話をどうまとめるか整理が付かないな。

河西社長が次に持ってきたのは内張りの生地。何処に向かおうとしているのか私にも解らなくなってきた。でもこれがノースランドです。興味の有る方は一度足を運んでみたらいかがですか。一日居れる工場ですから。まだまだ寒い北海道ですが。