道具としてのランドローバー選び。

ウインチを何に使うかといえば、オフロードばかりでは無い。人それぞれ使いかたがあって不思議では無い。先日ランドローバー仲間がウインチを装着。彼の目的はオフロードとは無縁である。

300Tdiの室内にフルロールゲージが組み込まれている。中古車でこのクルマを選んだ目的はオフロードとは関係無い。では何故ロールゲージ車を選んだか。撮影機材を積みやすいと考えたからである。ロール物やスタンド系がロールゲージの隙間に入る。一般人では理解出来ないがカメラマンには使えるクルマとなる。

そして彼はトレーラーの牽引時にウインチが役立つと判断。スキーに行くことが多い彼としては牽引時に滑りを経験。自力で逃れるにはウインチが使えると考えたのだ。

確かに下りや上りで滑ってしまう時は、牽引しているトレーラーの重さはやっかいである。この状況をウインチで立て直すのは効果的。実際に確認したが安全に彼は通り過ぎた。ウインチはオフロード乗りの象徴では無い。使い方ひとつで色々な状況に対応する道具なのだ。

彼を見送りながら道具の使い方は人それぞれだなと、改めて感じた私であった。ディフェンダーいやランドローバーは、人によって使い方は様々である。どんな目的で使うかは貴方次第。貴方が満足できればそれでよいのだ。クルマは所詮道具である。貴方に合ったランドローバーを選択してほしい。