それぞれの価値観。

取材で飛び回っているので、小田原には週に1,2回しか行けないのだけど、驚ろかされることがある。とにかく澤地自動車にはクラシックレンジが入庫する。この日も6台のクラシックレンジが。入れ替わりがあるのだから月に何台入庫するのか。全国には澤地自動車以外にも専門ショップがある。毎日何台のクラシックレンジが整備されているのか。昔クラシックレンジの登録台数を調べたことがある。たしか10年位前で1000台は切っていた。あれから10年現在何台のクラシックレンジが元気に走っているのか。日本で本格的に輸入販売スタートが1990年。1996年には日本での新車販売が終了。20年以上走り続けているクラシックもあるのだ。最近はセミレストアからフルレストアまで行われてい車輌もある。そこまでオーナーを引きつけるクラシックレンジローバー。この魅力は一言では語れない。工場で整備され元気になってオーナーの元に帰って行くクラシックレンジを見送るとき、私は心のなかで頑張って生き続けろ、まだまだ現役で走るんだぞと励ましている。貴方は乗り続けたいクルマに出会えた、ちょっとお金は必要かもしれない。でもそれはある意味幸せなのかもしれないのだから。