室蘭をちょっと考えます。

東京に戻り通常の生活に戻っている。思い出の写真が有るので紹介する。伊達より室蘭に行く事が多い。北海道は幾つかのブロックに別れているが区分的には胆振・日高地区と言われる。その胆振・日高地区では最大の都市が室蘭で有った私の子供時代は。鉄の町と言われ新日鉄と共に活気が有り町が形成されていた。商業と産業で町は栄え活気が有ったのだ。しかし今は商業も産業も寂れ人々は町を離れシャッターが閉じた店が目立つ。胆振・日高地区の都市は苫小牧へ移行されたのだ。そんな室蘭の最大のレジャー施設なのがスキー場。

雪の少ない室蘭にスキー場が有るとは驚く。標高が上がった場所には有るが相当な無理が有る。初めてスキー場を観るが雪が少ない。繁栄していた頃には多くの市民が訪れたのだろう。しかしスキー好きならニセコを目指す。室蘭からクルマで1時間なのだ。室蘭の人口は約86,000人。子供の頃は約150,000人。住職が住みやすい5万人の町づくりが、室蘭が目指す方向と言っていた理由が理解できた。人口8万と聞くと大きい町と考える。しかし右肩上がりから右肩下がりでは意味が違う。これから先は減ることは有っても増えることは無い。産業に頼ってきた町づくりの変換が問われているのだろう。伊達市民も室蘭市民も大きな買い物は札幌を目指す時代なのだから。難しい問題ですね。私は苫小牧生まれの苫小牧育ち。苫小牧に関心が有るのは本音。でも伊達からは離れたくないな。理由は北海道なのに暖かい。寒いより暖かいのが爺には最適なのです。北海道を離れ東京に戻りましたが北海道に戻りたい。やはり私は道産子なんだと痛感しております。