メカニック泣かせなクルマ。

小田原にある澤地自動車には、色々な症状で入院するランドローバーがある。このディスカバリーは走行時や信号待ち等のアイドリング時で、たまにエンジンがストールするということで入院。私が知っている限り平島メカはすでに何十時間もチェックしている。なぜか入院すると症状がでない。なのでメカニックは苦しむのである。仮に原因が解り直ったとする。しかし請求金額は何十時間×時間レートにはならない。そのまま請求したら、この車輌価格より高くなってしまう。この手の修理は実は大変なのである。結果としてお客様が納得するであろう金額に落ち着くのだ。

問題なのはこの写真である。どこかのメカニックが診断のために、このようにして配線に傷をつける。傷をつけたら処置をしてほしい。傷からショートして燃えましたはシャレになりません。お客に見えないからいいだろうではダメ。クルマは色々なメカニックが見るケースもあります。いい仕事するねと言われるメカであってほしい。それがお客様からの信頼につながり商売繁盛となる。

平島メカに正しい診断方法を聞いてみると、写真のようにしてくれた。彼曰くこんなの当たり前だと一言。平島メカが優れているかというと勿論優れている。でも日本全国に優秀なメカニックは存在します。貴方の大切なランドローバーが優秀なメカニックに正しく診断修理してもらえることを祈っております。私は日々ランドローバーのメカニズムのことで相談できるので、往復150kmの距離ですが通勤しております。解らないことは聞くのが大切です。LRL誌はメカニック専門誌ではありません。満ち足りたランドローバーライフを過ごすためには、ちょっとした知識も必要なので、継続的にこのような話題も取り上げます。