ミニを忘れたわけでは無い。

20年苦楽を共にした雑誌。そして30年以上乗り続けたミニが手元に無い。実はミニが無い生活で苦しんでいる。家族より長く付き合っていた。ミニで日本を何周したことか。何千人のミニ乗りを取材したか。でも今はミニは手元にいない。雑誌を作れない苦しさよりミニに乗れない苦しさがキツイ。机の中にはあの福ミニがある。このミニは大切に保管してある。今はミニ雑誌を見ることは無い。なぜなら私ならこういう企画でこういう写真でと考えてしまう。若い編集者よテクニックだけの雑誌制作は、必ず息切れして読者が離れます。もっともっとミニを好きになりなさい。そしてもっとミニを運転しなさい。老編集者は見守っていますから。