街のクリーニング屋の意地を知る。

おはようございます。昨今はスニーカークリーニング専門店が出現。ネットで検索すると理解します。コインランドリーでも洗えます。しかし大切にしているスニーカーは思いも強い。街のクリーニング屋さんがスニーカーをクリーニングするのが王道と私は考えた。靴修理店がクリーニングも行えば合理的では有る。哲学堂靴修理店にクリーニングを聞くとやって無い。全国を探せば修理店がクリーニングを行うケースも有るだろう。しかし送ってまでとは考えない。持ち込み店の雰囲気を確認したい。店舗を持たない店も躊躇してしまう。今回持ち込んだ二子新地駅西口の今井クリーニングは、私が考えるスニーカークリーニングとしては合格と考えた。

見た瞬間に私は言った。美しい仕上がりだ。ありがとうございます。

次々とスタッフが現れる。最後に実際にクリーニングをした息子さんが登場。家族経営のクリーニング屋さんなのだ。私は何度もお礼を言って店を離れる。こんなに気持ち良い感覚は久し振り。二足で5500円。高いとは思わない。

駅のホームベンチに座り仕上がりを観察。丁寧な仕事に感動する。ソールが剥がれて大手術を行ったスニーカー。これは哲学堂靴修理店の思いが込められている。

ソールがまだ剥がれて無いオリジナル状態のスニーカー。クラシックミニ専用の靴として5年間履き続けた。微妙なクラッチワークとアクセルのソフトタッチに私が辿り着いた靴なのだ。しかし今はクラシックミニは手元に無い。そしてもう買うのはやめたと決めた。運転したいが私が考える適正価格から逸脱しているのだ。無理に買うならクラシックにお金を使おうと決めた。2台可愛がるのは今の私には無理と考えた。経年劣化で汚れクタクタになったスニーカー。しかしプロの手に委ねるとこんなに生き返る。あ〜嬉しいな。クオリティが高いモノは一生使い続けられるのだ。