写真は嘘をつかない。

おはようございます。20代から30代の頃は猪木のプロレスにハマっていた。小学校低学年の頃に苫小牧王子スポーツセンターで行われたプロレス興行に、爺さんに連れられて行ったのが生プロレスデビュー。リングに登場したのは豊登と大木金太郎だった。勿論、テレビでは力道山プロレスを観戦。力道山の墓参りは何故か3回も行った。要は七福神巡りの流れで立ち寄ったのだが。東京の名だたるイベント会場での猪木プロレス興行は全て観戦。猪木〜と叫んでいた青春の思い出なのだ。読む価値の有るプロレス関連の本は一通り持っている。プロレス関連の本は書き手を選んで購入する。プロレスと言うより格闘技系が好きなのかも知れない。プロレス関連は何でも買う訳では無い。一応歴史に残る本と世間的に言われている本だ。プロレス好きの世界での評価なので誤解が無いように。

この本は歴史に残る本になるかも知れない。書き手としてより50年猪木を追い掛けたカメラマンの視点から書いている事に価値が有る。戦う猪木にレフリー以外で一番近い場所に居るカメラマン。これはリアルなのだ。レンズを通して彼は猪木を見続けた。写真と文章が完全にリンクしているのだ。あの時の情景がテレビで観た絵と彼が撮った絵と角度は違うが同じなのだ。何で私は10年間近く猪木のプロレスにのめり込んだのか。今は一切プロレスは観ない。40代位からプロレスはテレビも観てない。しかし当時のプロレスに関連する本が出ると買うか悩む。そして好きな作家が書くと買ってしまうのだ。今となってはプロレス関連の本は年に数冊程度しか買わない。しかし私も65歳なので昔から買っているので歴史に残る関連本だけでも数多い。隠れプロレスラー猪木好きって居ると思うな。政治家の猪木には興味は無い。しかし戦う猪木には興味が有ったのだ。さあ読んでみましょうという本では無い。しかしプロレスラー猪木好きなら読む価値は有りますよ。猪木〜と会場で叫びイベント終了後に近くの飲み屋で友人と猪木を熱く語った。あの時代のアントニオ猪木は確かに輝いていたのだ。