嬉しいメールが届く。

おはようございます。目が覚めてメールをチェックすると嬉しいメールが届いていた。読者がブロンコに行き走って来たと。ブロンコとは数少なくなった関東のオフロードコース。1995年私はランドローバー専門誌を創刊。当時はレンジローバー好きは英国好き。ディフェンダー好きはオフロード好きが多かった時代。私も積極的にオフロードを走り、オフロード走行の魅力に取り憑かれた。私はオフロード走行会を定期的に開催。毎回何十台ものランドローバーが集まった。オフロード会場はランドローバー好きの情報交換の場でも有ったのだ。当時の私は積極的に英国のランドローバーイベントに参加し、最新の英国ランドローバー事情を誌面でも紹介した。当時のランドローバージャパンも、積極的にランドローバーとオフロードを結び付け、積極的的に新車発表時はオフロード会場を利用した。LRM時代はオフロード走行の写真が誌面から消える事は無かったのだ。当時のランドローバーとはオフロードの象徴として誰もが認めていた。そんな時代も有ったのだ。しかし時代は変わりレンジローバーは富の象徴となり、新型ディフェンダーは優れたレジャービークル車となった。

傾斜地を運転するのは、数年前に開催したオフロード体験会に参加した読者。下で見守るのはLRM時代からオフロード走行を愛し続ける読者。今となっては師弟関係なので有ろう。こんな光景は今となっては絶滅危惧種。でもコレが私の原点なのだ。広報宣伝に利用するオフロード走行が果たして如何な事か。持って産まれたオフロード走行のポテンシャルを、日々楽しむ事を意図的に決別した私は考えてしまった。ビジネス有きで継続してい無いLRL誌。英国好きとオフロード好きが融合してスタートしたランドローバー専門誌。読者がまたオフロード走行会を開催して欲しいと書いてあった一文が心に刺さる。