温故知新だな。

おはようございます。3月6日予定していた七福神は中止します。4日に外せない大切な試合が決まり北海道に戻ります。天下分け目の決戦なので。さて、久し振りに細かく撮影をした。見落としが無い様に細心の注意をして。理由は度々撮影はしないと判断したからだ。頭を切り替えたきっかけはバブアー直営店の取材だった。今が有るから過去も有る。過去ばかりに拘っていると何が正しいか解らなくなる。バランスが取れた判断を心掛けるべきだと。そんなタイミングで読者の渥美さんからメールが届く。新ディフェンダーが納車なので取材をして欲しい。生の新ディフェンダーを観た事が無かった。いい機会だな。新ディフェンダーを拝見しよう。

カバーが有ると何も解らない。

カバーを外すとご対面となる。

現代のクルマなのは間違い無い。実際に運転をさせて貰った。全てに於いて軽いのだ。クルマの重量では有りません。取り回しが軽いのだ。男女も年齢も体力も関係は無い。皆さんが気軽に運転出来る様に配慮されている。

7人乗車タイプの選択をされた。5人乗車タイプだと完全フラットになる様だ。この質感に旧ディフェンダーの残像を残したのか。

私の主観は次号で詳細に書く。表紙も新ディフェンダーを使う。ページもそれなりに使う。批判をする気は全く無い。これからディーゼルモデルも発売される。新車化石燃料車は2030年までと英国政府は発表した。残り10年で英国からの化石燃料新車は消える。その様な時代の流れなのだ。今も10年後も新車の英国車を買う理由が無い私。ただ10年後もクラシックを運転していたいと願う。新ディフェンダーを例えて言えば、万人が納車日から使いこなせるモノなのだ。伝統的な英国製品とはトリッカーズのカントリーブーツが解りやすい。購入したては革が硬くて馴染むまで時間を要する。しかし履き込んで馴染むと足と一体になる。決して万人が使いこなせない。それが英国製品なのだと私は考える。時は経ち英国製品の定義も変わった様だ。しかし各自が取捨選択をし自分に合った英国製品を選ぶのは価値観なのだ。価値観は時代とは関係無くポリシーとして守りたい。