祝 お帰りクラシック。

おはようございます。私のクルマ人生40年で、車検入庫から約半年間マイカーが戻らなかった事は初体験。こんなにマイカーに対する思いが高まった事は無い。受け取った帰り道は、私はクルマに語り掛けた。他人が観たら異常な行為で有ろう。クルマの仕事を生業にしてから約30年。一年365日を毎日クルマと生活を共にして来た。それが突然に半年間も工場から戻らない。手元に大好きなクルマが居ない。居なくなり当たり前の生活が激変。私とクルマは一体なのだと痛感した。私にはランドローバーが必要なのだ。

汚れを落として貰い私の到着を待っていたクラシック。恐々とエンジンを始動すると、安定したアイドリングに安心。

ウォッシャー液が凍結していたとか。溶かすのに半日要したとか。

結果的に窓の開閉のモーターはパーツが異なり使えなかった。開閉が出来なくてもクルマは動く。一日も早く手元に戻って欲しかったので構わない。ドアが開けばそれでいい。益々クルマに求める機能が低くなってきた。動いて運んでくれればそれでいい。他に何を求める必要が有るのか。クラシックとの付き合い方は、以前に増してシンプルになってきた。有り難みとはちょっと苦痛が伴わないと、解らないのかもしれません。クラシックよ戻ってきてありがとう。