人生色々だな。

おはようございます。一気に読める本に出会うと心躍る。そんな本は年に10冊位か。6月頃に読んだ本。昨日の早朝歩きで思い出した。本の内容で当時の自分を思い出したのだ。今から40年位前は何処に勤めるか悩んでいた頃。当時の親友がアスキーに就職。9番目のメンバーとなる。私と同世代で有ればアスキーは知っている。その頃にソフトバンクも確かスタート。当時のソフトバンクは出版業がメイン。アスキーは一軒家を借りて会社登記。親友が就職したので何度も遊びに通ったのだ。同年代の奴らがワサワサしていた。仕事の内容は理解したが当時の私は興味が無かった。編集者を目指してはいたがジャンルが違った。私が就職していれば10番目のメンバーだったのだ。その後のアスキーは青山の骨董通りに移転。急速に発展を遂げた。

アスキーの創設メンバーは三人。特に二人とは親しく巨大化したアスキーになっても、彼等の巨大化した個室にアポ無しで出入り自由。当時編集プロダクションに就職した私。アスキーは外注先を求めていたので、莫大な仕事を当時の会社が受注した。私は仕事の内容に興味が無い。橋渡し的な役目。私で無ければ仕事は受注出来ない。10年近く続いたか。会社のアスキー専属部署は別の部屋を借りて10名を超えた。編集プロダクションで社員50名以上は異常な会社なのだ。当時はパソコンに強い編集プロダクションは少ない。ソフトバンクの仕事も行った記憶が有る。ソフトバンクは靖国神社近くのビルのフロアーを借りていた。今となっては考えられない。でも当時のアスキーは一人勝ち。ソフトバンクは弱小だったのだ。この本を読み当時を思い出す。あの時に私がアスキーに就職していたら。運命とは解らない。死ぬ寸前に人生を振り返り何を思うか。現時点で私は何も後悔は無い。読む価値が有るノンフィクション本で有る。人生色々だから面白いな。