90トラックを観ると英国の田舎を思い出す。

おはようございます。昨日書いた英国のお惣菜で思い出したが、昨今は世界中の主要都市にはほぼ寿司屋が有る。日本食ブームが原因だからだ。しかし40年前のハロッズお惣菜売り場の奥に、小さなカウンターの寿司屋が有った。お金が無かった私だが、そこで寿司を数個食べるのが私の楽しみ。そして場所の記憶が消えたが、繁華街で唯一有った日本食堂。カツ丼を食べた。今思うとセイコーマートのカツ丼より不味かった。たかだか40年前なのにロンドンには日本食が根付いて無かったのだ。理由は当時はまだイギリスは飯が不味いそのものの時代。それから徐々に若者が国外で料理を学び、飯が美味い店も探せば有る英国に変貌したのだ。当時は田舎に行き飯で悩んだら中華屋に飛び込んだ。英国全土に中華屋は有る。華僑文化は絶大なのだと知る事になる。

90トラックと英国食文化は関係無いようで多少は有る。今は90トラックはファッションアイテム?しかし英国の田舎に行くと正しい働くクルマ。英国の田舎はパブは有るが飯屋は少ない。住民達の楽しみは月に数回の外食ディナー。要はコース料理だ。そのコース料理を中華屋で食べる。15ポンドから25ポンド位が一般的。一人30ポンド以上のコース料理を食べる人は皆無。そもそも30ポンド以上のコース料理が無い。日本人のように食に対する拘りは薄い。当時は。今は解らない。でも田舎は今も当時も変わらないと思うが。英国人は想像以上に小食なのだ。私は90トラックを観ると英国の田舎を思い出す。そんなお話しでした。