人の靴を観て我が身を振り返る。

おはようございます。銀座ロイドのスタッフは接客が無く仕事が空くと靴磨き。自分の靴では有りません。販売用の靴を磨くのです。そんな理由なので販売用の靴は全て底光りしている。丹精込めて磨いた靴は美しい。そしてスタッフは全員ジャケットを着用しネクタイ。真夏でも着用です。これが銀座ロイドのスタイルなのです。

銀座ロイドを総括している部長は、体にロイドの全てが染み込んでいます。そう彼はスニーカーを持って無い。拘りと言うより人生がロイドなのです。

スタッフの靴は美しくてなにも言えません。彼はクーパーSマーク1のオーナー。彼とのミニ談義は楽しい時間なのです。

このスタッフは紐が嫌いだとか。裾の折り返し幅が気になるな。靴磨きには色々な作法が有るようです。爪先を磨き込むのは私はダメ。ちょと受け付けられない。でもこの世界ではルールなのか。最近は習慣的に歩いている人の靴をチェックしてしまう。手入れがイマイチな靴を観ると心が痛みます。靴は値段では無くて手入れです。人の靴を観て我が身を振り返る。モノは大切に扱いましょう。